2010年7月26日月曜日

ボギーじゃないけど






ハワードホークス監督の「コンドル」(1939)。粋な野郎共が創った、粋な映画。ピッカピカの映画。この映画は、俺が仮に80歳で観てもグッと来ると思う。
舞台は南米のバランカという港町、アメリカのショーガール,郵便物を運ぶ命がけのパイロット達・・・説明しようとすると陳腐になるのでやめよう。
俺は背筋を伸ばしたくなった。だってキャラクター皆が、あまりにも格好いいんだぜ!もし俺が演るなら、リチャードバーセルメスのキャラが良いな〜。ずぶ濡れのトレンチコートにフェドーラ(現代でもこれで傘は要らないよな)で黙って次の飛行に向かう。命がけなのに(でもそれは彼の過去が陰を落としているのであった)。ある意味時代遅れなのかな?いやキャラクター達が抱えてる問題は、普遍的だよ。大人になったからって、そこごまかしちゃいけない。

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