2009年9月21日月曜日

脳内

朝TV見てたら,サントリーのアラキドン酸が、何チャラのコマーシャルに目が
釘ずけ。 街中で知人に呼び止められたおばちゃんが、「この人誰だっけ〜?」って
顔してる。

いい演技してます。このおばちゃん。

気になるな〜。

面白い俳優みっけ

寺山修司の「さらば箱舟」観ました.
山崎努よかったです。小川真由美もよかったな〜。ちょっと「道」の
ジェルソミーナを思い出したな〜。
でも一番印象に残ったのは、榎木兵衛という俳優さん。実は顔は知ってた。
昔、「プロハンター」というTVドラマがありまして。藤竜也と草刈正雄が
はぐれ者の探偵で港町を舞台に大暴れするという。その中で、この二人の情報屋
役で出演されてた。細長い顔に坊主頭で、おネエキャラ。強烈な存在感だった。
いまだに、たまに思い出すくらい。
「さらば箱舟」観てて、榎木さんが出てきて 
あ〜、あの人だ。懐かしいな〜。と観てたら  やっぱ凄くいいんだな。
いい演技を観ると、希望が わくんですよね〜。何しろ一ドラマの端役が、若かりし
頃の俺の記憶から消えない,どころか,たまに思い出すくらいだから。
でも調べたところ,日活の最多出演俳優さんらしい。素顔も いい感じのおっちゃん風
でした。

2009年9月14日月曜日

DVD三昧

「水の中のつぼみ」「クロエ」「ファニ―ゲーム」「エグザイル絆」「ナミィと唄えば」「この自由な世界で」「アナーキー」「ウンタマギルー」「友よ静かに瞑れ」「ワンダーラスト」

最近 DVD三昧。

「アナーキー」このバンドの出現は確かに ショッキングだったし、大歓迎だった。ヤンキーが世界の中心の地元で、髪逆立てて、革ジャンに、安全靴で通りを闊歩するのは、スリリングだったし、爽快だったなー。パンクの破壊力は、若い俺には魔力たっぷりだった。
懐かしいな〜と思いながら、この映画 観始めたけど、だんだん切なくなってくる。
見近な怒りを叫んでたヤンチャ坊主が、すぐさまメジャーからデビュー。周りは 怒りの矛先だった大人社会。それでも尖っていれたのは、音楽をこのメンバーで やっていきたかったからだろうな。                           

とりわけ切なかったのは、ギターのマリが バンドの役割から あぶれ始めるあたり。
劇中 デビュー間もない頃のマリが、カメラに切々と訴えかけるシーンがあるけど、
正直驚いた。一番タチが悪そうに見えたマリが、すごい 聡明なんだ。 その言葉はパンクの本質をついてた。

進路を迷う事なく アナーキーとして生きていく事になった若者達。数奇な人生 と言ったら
メンバーにぶっ飛ばされそうだな。

なんかパワー貰いました。俺も しっかりと目を見開いて生きていこうと。


「ウンタマギル―」  これはまた 映画自体が パンクだったな。 VHSで観たから また
DVDで観たいな。

「友よ静かに瞑れ」  これがまた 凄いハードボイルド。
良かったな~。   人の言いなりになりたくない余命幾ばくもない男と、体を張ってその男
の念いを果たそうとする旧い友人。 
舞台は南国 沖縄。 再開発に伴う立ち退き要求に ただ一軒反抗する寂れたホテル。
執拗な嫌がらせ。 残された女、子供。 
そこに現れる見慣れない中年男。

気弱な子供は、 しっかりとレモンをかじった。

男になる機会は人生に、何度あるんだろう。 あ、別にエッチな機会じゃなくて。
そんな事を思ったな。

あと 藤竜也の役を 小太りで、中小企業の社長さんみたいな人が、もうちょっと
不格好に演ったら、また格好良さそう。とか思ったりして。

2009年9月7日月曜日

三本足の犬

私 出演の舞台を終え、ガジャンゴに全力投球。
しつつ、婦人用ウィッグの販売準備中。
丸の内カフェに足を運んでくださった方々、
ありがとうございました。楽しんで頂けてたら幸いです。
今回の「三本足の犬」私の中では まだ終わってません。
もしかしたら また何処かで 演るかも。
舞台上で、ただ生きていたい。皆が生きている日常のように。
もし俺が、そんな舞台を目の当たりにしたらショックで席を
立てないだろうな。

そんな究極の演技を披露するには、
     正気の狂人に ならなくては。

今はとにかく お日様に当たりたいな。