2011年1月31日月曜日

博多弁バリバリで

昨夜はfrom博多の古〜い友人と目黒鳥芳へ。楽しかった。博多弁ば思いっきり喋れるってイイですね。飲みが進むにつれ、どんどん久しぶりの距離が縮まっていくもんね(俺のたまに喋る博多弁は張り切りすぎて古いとかも)。
ばってん今の俺は博多弁ば使うことによって、自分ば出せるごとぁって、自分が楽になれるキャラクターば纏っとうような気がするとは否めんね。
まあそれでも調子にノって飲める仲はイイもんね〜!

2011年1月29日土曜日

たまに外人客も

来られます。今日は台湾からの御一行様でした。ガジャンゴに足を踏み入れたはいいが美容室とは思ってなかった様子で戸惑いつつも、ノリで「じゃあ、こいつの髪を格好よくして下さい。マスターお任せで」とリーダーっぽいオニイちゃん。
こちらも栄養ドリンクをプシュッとあけようかな〜と思ってた矢先のハプニングに戸惑いつつ、スウィッチをON!こういう温まってる御客様にはスピーディーな施術が要されます。四名様のうちの一人がカットされる、時間がかかれば皆さん退屈されるのは経験で分かる。ホットに動いてる気持ちを止めたくないので私は鋏を素早く動かす!15分でカット終了。と、「もう一人、カットして下さい、プリーズ」。
断れないでしょう。結局、二名様を仕上げ迄で一時間。記念撮影をして送り出しました。旅の良い思い出になるならば、いい仕事です。
通常、カットは仕上げ迄一時間弱を目安にしてますが もっとゆったりと喋りながら施術する時もあるし、今日のように ポンポンとインスピレーションを素早く形にするのが要される事もあります。結局は自分の技術も、人の心と携わってるということが大前提で受け入れられるのでしょう。繊細にして大胆であること! をこねくり回しながら。
ガジャンゴは今迄さまざまな外国の方が来られましたが私は好きですね、その方の故郷を思いながら仕事するのは(勿論、日本の地方にも)。
ばってん一体どげんしてコミュニケーションしたとかいな? ってね、これからも、この調子やね。多分。 

2011年1月26日水曜日

そこのおじさん!


少女時代 好きでしょ?好きとまでは言えなくても、かな〜り気になってる筈!

昨夜は中野に、もつ鍋を食べに行きました。馬刺美味かった!地鶏のたたき美味、美味〜!そして、もつ鍋はしょうゆ味で大満足。写真は、丸腸投入後です。ああよだれ出てきた。
中野ブロードウェイから路地右に入った「笑楽」というお店です。落ち着いた店内は、デートに良いですね。少女時代も聴けました。めっちゃめっちゃ気になるお店ですゥ。
おじさん時代 になると何故だか、一生懸命な姿に心打たれるんです。ノゥノゥノゥノゥノゥ

2011年1月23日日曜日

変な名前ですみません



マッティペロンパーと申します。実は、もう死んじゃいました。アキカウリスマキ監督作品の顔でした。ドライでひょうきんで悲劇的なフィンランド人、ひとりぼっちの悲しいネズミみたいな。
好きな俳優はいっぱいいるけど、マッティは何故か身近に感じます。「じゃあ、焼き鳥でも食いながら呑もうか!」って言えそうな(仮にジョニーデップに言えますか?まあ言うかもね)。昔はマッティをおじさんくさいと思ってましたが、今では俺のほうが老けましたね。
カウリスマキ監督の答え
「どうしてあんな不細工な役者達を使うんだ?」と皆にきかれるけど、俺から見ると彼らは美しいんだ。皆の言う美しい役者という言葉が俺には分からない、ブルースウィリスのことかな?顔が左右対称になっている役者は好きじゃない。ダグラスサークも同じことを言っていましたね。カメラにはX線がついているから絶対にだませないと。実を言えば、マッティもカティもいつも演技してるんだよ。顔中の筋肉を使ってるのだけど、動きがあまりに微細すぎて見えてこないだけで。非情に細かい演技だから見るというよりも感じなければならない。

優しいコメントだよな。これを肴にウィスキー空けそうですよ。

2011年1月21日金曜日

今日は












サロンワ―クのちTV出演のちサロンワークでした。応援して下さる皆様ありがとうございます。

そして俺はまだ 火曜日に行ったアミューズミュージアムの余韻をひきずっているのでした。
内容は、青森の民俗学者 田中忠三郎さんが半世紀に渡って山農村を渡り歩き集めた衣類、民具達が展示されてたんですが、それらのオーラたるや・・・
麻の学生服、つぎはぎだらけの衣類なのか布団なのか、足袋、装飾用の馬の鞍、民具。
布の端切れが財産になる時代、俺にしてみりゃそんな寒い地域での生活自体が神秘的なのに。
圧巻は刺し子の衣類でした。津軽こぎん刺し着物、南部菱刺しタッツケ(女性用のモモヒキ)、これらは今から120年前の物だそうです。
タッツケは、ワークウェアであり外出着でもあったそうです。当時、綿は高価だった為、自家製の粗い麻を虫除けに藍染めし(こちらも贅沢は出来ないので淡い色)、裏に木綿地をあて、補強や防寒の為に木綿糸で刺し子を施してるうちに、それが粋な技の競演になったのでしょうね。ああ〜古の乙女のお洒落心は、かくも壮大な品々を生み出したのか!感動的でした。
この展示品は、触ってよいモノが多くて だからこそ俺は感じ入れたんだと思う。
物が無い時代に、生活の中で必然的に身に付いた知恵、技術。それらに想いを馳せると、
グラスの底に見えるのはやっぱ愛だよな〜。

2011年1月20日木曜日

火曜日の目的は

こちらです。圧倒されっぱなしだったな〜。

火曜日は



久しぶりに浅草に行ってきました。
アミューズミュージアムの展望テラスからの
浅草寺。う〜ん、夜の帳が優しく浅草寺を包み込みそうで、でも浅草寺は「まだ眠らないよ!」と、主張してるようで美しい夕景だった。
昼は活気溢れる下町のビストロで食事して、潤いのある休日でした。

鑑賞

チャーリーカウフマン監督「脳内ニューヨーク」。何か妙にじんわりと きました。
大体、映画を観始めると主に出てる役者に期待する。何が始まるのかと。それが観客。で、劇中のキャラクターは人生をより良くしようともがく。でも滑り続ける。
で、こっちも観ながら一緒にもがく。「これで、いいのだ」と。
どんどん小さく見えてくる。
こちらもジャックタチ精神を受け継いでる気がする。
鑑賞中に、かなり久しぶりの博多の友人からの電話があり、皆無事だと知ったが、これは、この映画を活かした稀有なハプニングだったな〜(ちなみにこの友人は映画好き)。「何か〜この映画を観てる俺まで映画だったりして〜」。

2011年1月15日土曜日

鑑賞

アルドリッチ監督「飛べ!フェニックス」機体のトラブルで砂漠に不時着した双発双同機、航路から大きく外れたため救援の見込みは無い,乗員の飲料水は10日分。飛行機から離れれば屋根も無い熱射地獄、歩いて脱出を試みる者、死んでいく者、焦りと疲労困憊の中、ある男が無事なエンジンとボディを使う単発機への改造を提案する。成功するか分からない,労働すれば喉が渇くが、じっとしててもただ死を待つのみ。こうして残った者の希望をのせた決死の機体改造作業が始まったのだが・・・
観た人には分かると思いますが,後半に判明する事実に思わず脱力のジェームススチュワート、リチャードアッテンボローが切なすぎる。ちょっとニヤッとしてしまったけど。こういう極限状況を演り過ぎずに魅せるってのはグレートアクターだよな。「ミズーリブレイク」のマーロンブランドは凄かったな〜,なにしろ気色悪いの。妙に生々しいから。あのキャラが、ああなったのはマーロンだからだよな。凄いオリジナリティー、だから気色悪いの、いい意味で。
脱線したけど「飛べ!フェニックス」ラストは残った乗員達と同じ気持ちでチカラが入ってしまいます。是非観てみて下さい。
サムメンデス監督「レボリーショナリーロード」,舞台は50年代、人も羨む洒落た夫婦は,実は息詰まっていた。生活の為の仕事に甘んじてる夫を愛せなくなっていた妻は「パリに行って新生活を始めよう!私が働くから,あなたはゆっくり自分のしたい事を見つければいい」と提案する。二人は愛の再建の為にパリ行きを決めるのだが・・・反骨精神の監督さんですね,好感がもてます。この愛のすれ違いぶりは現代劇では見慣れた感がありますが,舞台が50年代となると嬉しい違和感。一様にリッチに見えた時代にも歪みは生じる。ニコラスレイの「理由なき反抗」なんて当時は新しかったんでしょうね。世間体を取り繕ってばかりの家庭に居場所が無くて,はみ出してしまうキャラクターをジェームスディーンが演りました。劇中の大人達のふがいなさとは対照的に,いわゆる不良達は本気の逃げない姿勢にお互いを認め合います。
「レボリーショナリーロード」妻の役名がエイプリルで,パリでの新生活を夢見る。と,昔観た「幸せはパリで」原題は「The april fools」を思い出しました。ジャックレモンとカトリーヌドヌーブが家庭がある身でありながら,恋に落ち,パリへの逃避行を約束し,その顛末をハラハラドキドキと描いたロマンティックな映画です。このカップルは違和感があって面白いです。ディオンヌワーウィックの歌、バートバカラックの曲も素晴らしいです。と話がポンポン飛びますが。あとは観てみて下さい。
フェルナンド監督「ブラインドネス」これは,日本、ブラジル、カナダの合作ですね。
ある日突然、目が見えなくなるという奇病が都市に蔓延し・・・という話。俺がひとつ気になったのは、ジュリアンムーアとアリシーブラガと木村佳乃が 幸せいっぱいにシャワーを浴びるシーン。ジュリアンとアリシーはおっぱい丸見えです。木村さんのおっぱいの前には美術さんが作った障害物があって、うまい事見えないようになってるんですよ。何か不自然なんですよ。あと、嬉しそうに雨に打たれるシーン。これもあのキャラなら脱いでますよ、他のキャラは脱いでるのに。映画を観てて政治的なチカラを感じるのは、最悪だよな。それだけにジュリアンとアリシーを讃えましょう!何のこっちゃ。

2011年1月12日水曜日

この場を借りて発表しなければなりません

あの月からの使者 ラビットマスクの正体は
実は・・・誰あろう,私だったのです「月に帰って餅つきよ!!」。

2011年1月10日月曜日

風、強かったですね


今朝、目黒駅へと歩きながら「手袋が必要だったな」と凍えつつ(その前に,腹の上の財布を忘れ家に取りに戻ったのだが手袋は取り忘れ),強風による通りの荒れ様に思い出した「あ!サボテン ベランダに出したままだった・・・」もしや倒れてるのか?いや!奴にかぎって大丈夫な筈、こんな事ならあの時に中に入れてやっておけばよかった(そう思ったのがいつなのかも正確には思い出せないくせに)。
一抹の不安を抱えながら,本日の早起きの目的である銀行へ・・・「なぬ〜!今日は祭日でござった!知ってた知ってた,さっき晴れ着姿の娘っ子を見たし。なのに何故そこで俺は気付かぬか〜!」とかは体裁であって,本当は自分の落ち度を棚に上げ、休みである銀行に腹を立てガジャンゴに戻ったのであった。鼻息も荒く掃除をしつつ「ウ〜ん何かやるべき事があったような・・・」
そうなんです。ベランダのサボちゃんは,やはり無事にそびえ起ってました。「良かった!」店内に入れて感心して眺めました。ガジャンゴ開店祝いに頂いたので7歳です。こんな不精な俺の扱いにも しっかりついてきてます。もしかして ドMなサボちゃんなのかもしれませんね。朽ちてると思った先から瑞々しい芽が成長したりして「こんな扱いで良いのかな?」と考えるけど,これが俺との成長の仕方なのかな〜?と無理に納得しようとしたりして。
そんなこんなで今朝は,アンラッキーとラッキーのせめぎ合いでスタートでした。ああ小市民

2011年1月9日日曜日

ここ2、3日


早起きをして掃除が楽しい。

2011年1月7日金曜日

欠けてた部分




公開当時、劇場に張り切って行ったにもかかわらず不覚にも居眠りしてしまったジャームッシュの「コーヒー&シガレッツ」。収穫はやっぱりビルライスかな。ワンプレートのご飯じゃないですよ,アクターです。昔観た「ドゥームドラブ」だったかな?で強烈なインパクトをくれた人。
ビルとテイラーは労働のわずかな休憩時間に,まずいコーヒーをすすっている。テイラーは自分は取り残されている気がすると言うが,ビルは今を受け止めているようだ。
テイラーは「乾杯しよう,このコーヒーをシャンパンだと思って」と提案する・・・
さて皆さんなら不意に訪れたこんなとっておきの乾杯の時、何に「乾杯」する?

一期一会

昨日、新規の御客様が帰り際に大変満足そうに言われました「私の注文を分かってくれそうな店を結構調べたんですよ〜」。私も仕上がりに大変満足してたので「よかった!見つかりましたね」
ちょっと前までは知らなかった方と心が通じ、同じように気分が高揚する。幸せなことですね

観ました

「クローサー」うんなるほどね,ハルアシュビー監督「チャンス」久しぶりにピーターセラーズ見たくて。
トムマッカーシー監督「扉をたたく人」これ面白かった〜!孤独な大学教授役のリチャードジェンキンス最高のアクター、俺はこういう芸術に触れたい。目が釘付けの最高峰の演技。ああ,興奮冷めやらぬ。

2011年1月5日水曜日

感心

ジャックオディアール監督「リードマイリップス」観ました。よく出来た脚本だな。クライムサスペンスの皮をかむったエロティックシネマ。「真夜中のピアニスト」も好感もてたけど,この監督のお父さん「地下室のメロディー」の脚本を書いた人でした。わあ〜俺二十歳位の時に天神に「アルファ」って名のレンタルビデオ屋さんが出来て、初めて借りて興奮したのが「地下室のメロディー」。初老のギャング(ジャンギャバン)が最後のヤマにカジノの売り上げを狙う,その相棒になるのは若いチンピラヤクザ(アランドロン)。二人共 めちゃくちゃカッコ良くて・・・劇中二人がもめて,ギャバンが「お前に出来るのは 自転車泥棒か,女の部屋に忍び込むぐらいだ!(間違ってたらご免)」と言えば,ドロンが「じゃあ,お前やってみろよ!若い女の部屋に入れるか?え?」と返す。最高のコンビだよ!「暗黒街の二人」も好きだけどね(涙)
とにかく観てみて下さい。
つまり韓流も日本のテレビ映画もいいかもしれないけど,フランス映画も観ようね〜!って事

2011年1月4日火曜日

明けましておめでとうございます!


いやぁ〜新春早々晴天続きで 気持ちイイ〜ッ!!
やっと昨日、部屋の掃除しましたよ。楽しかった〜気持ちイイ〜!!お?今年のキーワードは
「気持ちイイ〜!!」でいこうかな。あ!エッチな事 想像したでしょ?いいよいいよそれも
気持ちイイ〜!という事で 今年もよろしくお願い致します。

写真の鋏は,26年使ってるヤツ。もっともっと高価な物も持ってるけど こいつは,しぶとく俺に付きまとってくる。もはや意志を持っている感じがする。「この毛はヤだよ〜勘弁しておくれよ」ってね,鈍い光すら放ってないね〜。でもね「いくで!まめたん!」「はいな!あんさん!」ってな具合の旧知のバッテリーみたいなモンで、どんな剛毛もバッサバッサと切ってとったし,日に30人切ってた時期にも こいつはしっかり俺に付いてきたドMなヤツ。もう酷使せんけん今年も俺ば見守っちゃりない!