2010年4月30日金曜日

バートンフィンク

ジョングッドマンのキャラクター,魅力的だった。人なっつこい保険のセールスマン。と思いきや。ああいう曇りのない役創りしてくれたら、観てるほうは嬉しいね〜。
え〜?騙された〜。って、嬉しくなるから。 だって俳優が もったいぶった演技したら、お客さん騙せないじゃん。だって俳優は、まず自分を騙さないといけないからね〜。役を正当化しないと成り立たないから。

久々にジャックタチの「ぼくの伯父さんの休暇」観ました。やっぱり楽しい。子供の頃の夏を思い出す。ユロが行くところ必ず、軽い迷惑が生じます。でも子供や犬には好かれます。タチは日常に起きるミラクル(笑いの)を連発。だからユロは居そうで居ないんです。ユロのキャラクターも真面目な紳士だから面白い、ユロは あくまでシチュエーションを生きてるだけで。結果 騒ぎを起こした事に気付いてパニックで挙動不審。 映画は牧歌的な印象ですが、タチの厳しさは分かります。なにしろ映画の現場で私語をしたスタッフをその場でクビにしたそうですから。皆に集中してて欲しいらしいです。
そりゃあ当たり前だと思う。俺もやるならそんな現場がいいな。 ないか?そんなの。

2010年4月29日木曜日

様々な

定期的にチェックさせて頂くブログがあります。いずれも情熱をひしひしと感じるブログで,ついチェックしてしまいます。生き方,仕事への取り組み方に誇りを感じ,職種は違えど 俺はどうかな?同じレベルいけてるかな?とついつい考えてしまう。  何かに 惜しみない情熱を注いでる人は,とてつもなく美しく見えるし,俺もそういう生き方をしたいと思う。

2010年4月24日土曜日

明日のためにその一

タチの「プレイタイム」,バスターの「キートンの探偵学入門」は 進化していた。それとも時代が退化したのか? これは飽きても観続けて 身体に叩き込まないといけない気がする。
俺はいつでもリングにあがれるように,昔から実践してる事がある。食事は一日一食。だが別に走ったりはしない,そういう意味ではない。いっそ酒,煙草をやめようかとも考えたが 野暮な人扱いされるのでやめるのはやめた。
今日ブラッサイの本を買った。ゲンズブールを歌う為に巡り会った気がした。ビニールに包まれ中は見れずに買ったが,開くとジャックプレウ"ェールがいた。ビンゴ。パリの夜の恋人達,娼婦,ギャング,浮浪者,モノクロの色彩は案外雄弁だ。思いを馳せる事によって,俺に何かが宿るだろうと信じてる。
明日は、TV出演。力作のウイッグひっさげて気張らんといかんね。打つべし。

2010年4月23日金曜日

映画 NINE

観ました。撮影開始を数日後に控え,時間は迫ってくるのに 出だしの一行もアイディアも浮かばずに,消耗しきって冷や汗タラタラの映画監督。皆の期待を背負ってるのに もう 出来る気がしない。過激な愛人にペネロペクルス。監督を支える夫人にマリオンコティヤール。 ああ〜頑張れグイド〜。
全てを失い、マスコミからも身を隠して生きて行こうとするグイドだったが。ラスト本当に嬉しかったな〜。
著名とはいえ子供なおじさんが,母なるイタリアに抱かれ,再生する。
女性はどう観るかな?やっぱ母なる気持ちで観ないとつまんないかも。ただキャストは見応えありです。グイドはダニエルデイルイス。締め切り間近で何もアイディアがこないって誰にでも経験あるよね。どんな著名な人で,凄い業績があっても 自分と同じただの人間だから。白紙から始めるスタートは一緒。天才さんだからで片付けるのは差別。
マリオンコティヤールは素晴らしい女優で女性です。何がいいかって,モーメントを捉える能力に長けてる。自分に起きている事を瞬間瞬間に捉える事により役と自分が一体になり,台詞も生っぽくなる。自分の今を受け入れられると,積み重ねたリハーサルが最良のかたちで出てくる。観てる人には お芝居をしてる俳優ではなく,生きている人間に見える。ただそこにはモーメントを捉え受け入れ,なおかつ身を委ねる柔軟性,素直さが必要。自分の演技プランをごり押しで進めるだけの芝居は引いてしまう。その日その時間の自分なくして役は成り立たないから。話が長くなったけどマリオンが銀幕上可愛い女性なのは,普段も可愛い女性だから。奥ゆかしくて知的,普段着のセンスも超洒落てた。
間違いなくマリオンは現存で特別な女優です。あれこのフレーズ? フランスにマリオン。
スペインにペネロペ。アメリカにはマリサかな。
日本には ウ〜ン誰だろう?

2010年4月18日日曜日

何故か

この頃,ジャックタチ本を読み返して,タチとキートンの交流の場面 酷評の プレイタイム にあてたトリュフォーからの賛辞の手紙等 やり過ごせない,切ない。
なので今週は,7本 この3人+イーストウッド DVDレンタルした。嗚呼〜よけい忙しくなっちゃった。 
言葉なく 多くを語る先人に たまらなく魅力を感じる今日この頃。

愛のむきだし

映画 愛のむきだし 観ました。今 こんな時代なんだ〜と思った。いやいや凄く心を揺さぶられました。投げかけてると思った。若い男女のパート 役者さんは,人生を左右する程の仕事したかもね。いい意味での。ドキドキする程のシーンいっぱいありました。
あとは観て下さい。
BGMは,NickCave  The Good Son   ここ数年はニックケイブで心が落ち着くんだよね。

2010年4月11日日曜日

最先端?

今日はガジャンゴ暇だ。ナウ

これでいいの?

2010年4月7日水曜日

春ですね

昨日は,朝から活動。昼に目黒で藤田展。夕方には新宿でアクター仲間の舞台を観に行った。桜は満開。
その舞台は スクラッチ40の旗揚げ公演。面白かったよ。連続強盗事件を追うサスペンスフルな展開に横たわる人種差別問題。我々は白黒つかない宙ぶらりんの念いに,どう けりをつけたらいいのか。そんな事を考えた。
が後味が良いのであった。
タイトルは マーシフル。 慈愛。チケットは最終日まで完売です。あしからず。

2010年4月2日金曜日

C-ME

C-MEと書いて、しみ と読みます。昔やってたバンド名。近頃又 C-MEを名のる機会がありました。C-MEのドラムだった松浦君が,とんちピクルス として全国を縦横無尽に飛び回ってるのですが、3/29恵比寿のカチャトラ,30中野のオーロラカフェでのライブにゲスト出演させてもらい,C-MEとして松浦君のウクレレ演奏で歌いました。いやぁ〜楽しかったな〜。歌唱力には自信ないし,興味もないけど、歌いたいんです。歌は心。そう信じてます。俺の歌を聴かされるはめになるお客さん,よろしくお手柔らかに〜。
5/17は、博多で,とんちピクルス主催のポコペンイブニングショーがあります。C-MEボーカルとして歌いに行きます。そして6/11には,ガジャンゴにてポコペンイブニングショーやります。これは又お知らせします。
さあー歌いこんで下手な歌に磨きをかけるで〜。