2011年1月21日金曜日

今日は












サロンワ―クのちTV出演のちサロンワークでした。応援して下さる皆様ありがとうございます。

そして俺はまだ 火曜日に行ったアミューズミュージアムの余韻をひきずっているのでした。
内容は、青森の民俗学者 田中忠三郎さんが半世紀に渡って山農村を渡り歩き集めた衣類、民具達が展示されてたんですが、それらのオーラたるや・・・
麻の学生服、つぎはぎだらけの衣類なのか布団なのか、足袋、装飾用の馬の鞍、民具。
布の端切れが財産になる時代、俺にしてみりゃそんな寒い地域での生活自体が神秘的なのに。
圧巻は刺し子の衣類でした。津軽こぎん刺し着物、南部菱刺しタッツケ(女性用のモモヒキ)、これらは今から120年前の物だそうです。
タッツケは、ワークウェアであり外出着でもあったそうです。当時、綿は高価だった為、自家製の粗い麻を虫除けに藍染めし(こちらも贅沢は出来ないので淡い色)、裏に木綿地をあて、補強や防寒の為に木綿糸で刺し子を施してるうちに、それが粋な技の競演になったのでしょうね。ああ〜古の乙女のお洒落心は、かくも壮大な品々を生み出したのか!感動的でした。
この展示品は、触ってよいモノが多くて だからこそ俺は感じ入れたんだと思う。
物が無い時代に、生活の中で必然的に身に付いた知恵、技術。それらに想いを馳せると、
グラスの底に見えるのはやっぱ愛だよな〜。

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