2011年1月23日日曜日

変な名前ですみません



マッティペロンパーと申します。実は、もう死んじゃいました。アキカウリスマキ監督作品の顔でした。ドライでひょうきんで悲劇的なフィンランド人、ひとりぼっちの悲しいネズミみたいな。
好きな俳優はいっぱいいるけど、マッティは何故か身近に感じます。「じゃあ、焼き鳥でも食いながら呑もうか!」って言えそうな(仮にジョニーデップに言えますか?まあ言うかもね)。昔はマッティをおじさんくさいと思ってましたが、今では俺のほうが老けましたね。
カウリスマキ監督の答え
「どうしてあんな不細工な役者達を使うんだ?」と皆にきかれるけど、俺から見ると彼らは美しいんだ。皆の言う美しい役者という言葉が俺には分からない、ブルースウィリスのことかな?顔が左右対称になっている役者は好きじゃない。ダグラスサークも同じことを言っていましたね。カメラにはX線がついているから絶対にだませないと。実を言えば、マッティもカティもいつも演技してるんだよ。顔中の筋肉を使ってるのだけど、動きがあまりに微細すぎて見えてこないだけで。非情に細かい演技だから見るというよりも感じなければならない。

優しいコメントだよな。これを肴にウィスキー空けそうですよ。

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