2010年6月15日火曜日

マグノリア




遅ればせながら観ました。群像劇とでも言っていいのでしょうか,皆が主役のような映画です。これからは主役とかエキストラとか差別は,いかんですよ!何故か日本の映画って 知らない俳優みないですよね?なんで?石を投げたら俳優に当たるって位いるのに。同じ俳優が飛び道具みたいな役をおちゃらけて演じて、ドっちらけ。昔は「俳優なんてボヘミアンろくなもんじゃねぇ」って存在・・・いっか。
「マグノリア」老いも若きも、迷走して切羽詰まってます。いろんなキャラクターがいます、皆,良いですが、とりわけ印象に残ったのは,ウィリアムHメイシー。子供の頃,クイズ番組で天才少年と騒がれ時の人となったが,稲妻に打たれ凡人になったというキャラクター(笑)。バーテンのマッチョマンにケナゲな恋心を寄せて,歯の矯正したら「もっと好かれるんじゃないかな」と目論んで暴走します。見た目は,正直 ちょっと気持ち悪いですよ(笑)。でもラスト・・・何故か可愛く見えます。おっとキモカワですね。そして,あなた泣きますよ! か〜なりいい俳優! あとは観てみて観て下さい。若い人も観て,思い悩むのは若い自分も年寄りも同じだと知って下さい。な〜んて分かっててもなかなかね。

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