これは良い！

「明日へのチケット」観ました。ローマへと向かうヨーロッパ横断列車に乗る国籍も年齢も社会的地位も違う人々の接触と、そこに生じる心の機微を丁寧に描いています。乗客達の心の動きは繊細で，「そうそう！現実は　そうなるんだよな〜ちょっとの事で空気が変わって」とすぐさま映画内に没入，つまり皆小市民なんですよ。ジョンカサウ”ェテスの映画を初めて観た時を思い出した。

「明日へのチケット」はエルマンノオルミ，アッバスキアロスタミ，ケンローチが乗客の心を繋げております。いずれも小市民に対する暖かいまなざしには定評のある監督。

あなた！泣きますよ！そしてラストはマラドーナが１１人抜きして股間でゴールしたような爽快感。奴らのダッシュは一体何人抜きだったのかな？とにかく全人類が観なさい！そして列車に乗りなさい！あてもなく。

手縫いでレザー

また作ってしまいました。オリジナルレザーサスペンダー。今どきの皺しわの　ほっそ〜いサスペンダーとは一線を画す物を目指しました。今回は贈り物なので、ボタンとパッチンの２ウェイ仕様。人に使ってもらうとなるとチカラがこもりますね。かなり厚い革なので，革をすく作業に神経を使いました。結果は大変喜び、驚いてもらえました。良かった〜。

タチ

こんなの大好きなんですよね〜。

いつも

近所のローソンでいつも感心します、レジの奥さんの上品な笑顔の接客。おそらく店長さんの奥様かな？と思うんだけど、ポニーテイルで・・・ひょっとして昔は旦那さんと「ハイティーンブギ」してたのかな？とかローソンをあとにしながらいろいろ想像してしまいます。なんであんなに品があるんだろう？他のレジの人も皆，感じいいから　きっと店長さんが、たいした男なんだろうな。ビシッとしてて。あの奥様を見たら，幸せな家庭しか想像できないもんな〜。

いや〜何処で誰が　あなたに感動してるか分からないですよ〜！　そしてあなたの振る舞い次第で恋人の格を左右します。

梅雨ですが

気分は　もう夏。写真は映画「ぼくの伯父さんの休暇」、こんな夏休みとりたいもんですね。そんな事を夢見つつ梅雨をしのぎます、イヤ、もはや雨の多い夏だと思いつつ梅雨をしのぎます・・・所詮、梅雨なんですね。いや！夏だと思いたいんです。だって梅雨明けしてからの夏は短すぎるから。嗚呼　憧れのパーマネントバケーション

マグノリア

遅ればせながら観ました。群像劇とでも言っていいのでしょうか，皆が主役のような映画です。これからは主役とかエキストラとか差別は，いかんですよ！何故か日本の映画って　知らない俳優みないですよね？なんで？石を投げたら俳優に当たるって位いるのに。同じ俳優が飛び道具みたいな役をおちゃらけて演じて、ドっちらけ。昔は「俳優なんてボヘミアンろくなもんじゃねぇ」って存在・・・いっか。

「マグノリア」老いも若きも、迷走して切羽詰まってます。いろんなキャラクターがいます、皆，良いですが、とりわけ印象に残ったのは，ウィリアムHメイシー。子供の頃，クイズ番組で天才少年と騒がれ時の人となったが，稲妻に打たれ凡人になったというキャラクター（笑）。バーテンのマッチョマンにケナゲな恋心を寄せて，歯の矯正したら「もっと好かれるんじゃないかな」と目論んで暴走します。見た目は，正直　ちょっと気持ち悪いですよ（笑）。でもラスト・・・何故か可愛く見えます。おっとキモカワですね。そして，あなた泣きますよ！　か〜なりいい俳優！　あとは観てみて観て下さい。若い人も観て，思い悩むのは若い自分も年寄りも同じだと知って下さい。な〜んて分かっててもなかなかね。

喪失

「キンスキー　我が最愛の敵」ってこのタイトルも良いね。ヘルツォーク監督と、亡きキンスキーについての映画です。キンスキーのキレっぷり、かなりオモシロいです。自分が注目を浴びてないとキレる、セリフがしっくりこないとキレる、キレまくる、共演女優には優しい（笑）。

ヘルツォーク，結構ぶっちゃけてたので、そんなキンスキーも生身の人間として身近に感じます。現場でヘルツォークが、わざとキンスキーを煽ってキレさせる、キンスキーはとことんキレまくってカラっぽになる、そこで撮影スタート。カリスマの在る人物を演じるのに、その作業は相互で暗黙の了解だったらしい。それは，ある種の静寂の中にカリスマが欲しかったから・・・キンスキーみたいに衝動の塊みたいな俳優には，いったんアク抜きをして深いところを漂わせる必要を相互の関係で憶えたんだろうな。

ヘルツォークは今でも自分の中にキンスキーがいると言ってた。そりゃあ，いい歳こいたおっさん同士で罵倒しあって繋がってるのも珍しいよね。しかもそれが演出だってわかってるのに本気で怒るって。煽りたい煽らせたいって，演技は　本気の騙し対決ですからね。

歳かな？

近頃，十代後半の頃をよく思い出す。西海岸って古着屋でバイトしてた頃。西海岸って妙に清々しい風が吹き抜けてそうだけど、仕事もせずにぶらぶらしてる奴ら（はたから見たらとってもこわそうに見えたろうな）の憩いの場になってました。いや〜楽しかったな。C-MEもここから生まれたし，とにかく皆，仕事はせずとも何かやりたい気風が満々だった。ただのワルの巣窟かと思いきや、売り上げは良かったな。接客も「着てみていいよ！」ため口。それでもバカスカ売れてた。古着が認知されだした頃かも。

皆元気かな？博多ポコペンでDON' S吉積には会ったし、C-MEでピアニカを頼もうかと思ってる。一緒に働いてた　がちゃ彦君どうしてるかな？面白いほど衝動が強い人だった。ハチャメチャに見えたけど、お世話になったな〜。

皆，なんとか達者でいて欲しいと思う。

はっきり言えます

昨夜はポコペンイブニングショーにご来場の皆様ありがとうございました。そして出演者の皆様お疲れ様でした。

私，イベント会場の店主として、出演者として、昨夜は　まぎれもなく幸せの一語につきる時間を過ごせました。お客様を楽しませようとする演者のエンターテイナー魂と，演者を盛り上げようとするお客様の温か〜い気持ちをひしひしと感じました。グ〜ッと聴かせるアーティストがいたり、爆笑の連続のアーティストがいたり。皆さんの笑顔が嬉しくて、私またまた飲み過ぎてしまいました。もしかして馴れ馴れしい態度とかしてたらお許し下さい。

ご来場の皆様にとっても、昨夜が「忘れられない夜」でありますように願うばかりです。もし万が一、いまいち楽しめなかったお客様がいらしたら、こちらの力不足です。申し訳ありませんでした。次回はもっと頑張ります。私　演者として舞台にあがるにあたり，自分の中身をまさぐってまさぐってぐりぐりと・・・もっと何かでないか？という日々を過ごしてきました。近くにいる人にも迷惑をかけたと思います。すみませ〜ん。でもやめられないな〜このいじくり作業。

また必ずや！ポコペンイブニングショー開催するつもりですので皆様お楽しみに！

昨夜は私，幸せでした。それははっきり言えます。そして今後も宜しくお願い致します。

明日

ポコペンイブニングショーが明日に迫りました。浮き足立ってます。なんか肉の塊を食べたい気分です。しかし言葉を紡ぐのって難しいですね。この前TVで坂本龍一が「音を聴くから歌詞の意味が入ってこない、音とリンクした記号みたいな歌詞ならおぼえる」みたいな事を言われてましたが、俺は逆のタイプだな。歌が真ん中に在る。ん、先頭？

あ〜肉食いてぇ〜

大人になると

色々やる事あるにゃ〜、でも金にならない事が面白かったりして。

いよいよ

ポコペンイブニングショーが今週の金曜日に迫りましたよ〜「大人の学芸会」楽しみですね！いい歳こいた，おっさんおばちゃんが一体何をしでかすのか？精神年齢に進化はみられるのか？そして、それを見せられたほうは、魅せられるのか？げんなりするのか？　このおっちゃんはスゴく楽しみですよ！

演るほうは、オモイッきり，ひいてもらう位に　やっちゃた〜ッてのも面白いよね。自己満足しましょうよ！お祭りですから。

見るほうも温か〜い目で観てやって下さい。こんな場で、なんか演りたがる輩はどうせ子供ですから。（でもそんな人，好きですよ〜）。

こんな時代だからこそ，ナマがいいんじゃないですか！この場から成り上がろうなんて誰も思ってません。どこぞのスカウトマンもこないでしょう。ただ，楽しませ、楽しみたいだけ！

ガジャンゴにいらした事のない方でも大歓迎です。興味がある方は是非いらして下さい。お祭りですから。

ありがとうございます！

近頃、新規御来店のお客様も増えて、嬉しいかぎりです。世の中　腐る程ある美容室からガジャンゴを選んで頂いて光栄です。ある方は電車を乗り継ぎ、また、ある方は自転車で。そんなお客様方が、どんな気持ちで玄関をでられるのか？初めての美容室に、幾ばくかの期待と不安を抱きつつ一歩二歩と大地を踏みしめ、ついにガジャンゴへと続く雑居ビルの階段にたどり着く。

そんな事を妄想すると、自分なりの手厚いもてなしをするしかありません。がしかし、私　シャイでして・・・頑張ってるつもりですが、もっと私とコミュニケーションとりたい方は、どんどん突っ込んで来て下さい。そういう事態も嫌いじゃありませんからね。イヤ案外好きかも。

当店「つかず離れずの大人の接客」をうたってて，そこに惹かれて来られるお客様も多数いらっしゃいます。結局、私がされたい接客を　私がしたいだけでして・・・まぶしい白さの壁に囲まれて「いらっしゃいませ〜」，シャンプー台で「今日はお休みですか〜？」「おつかれさまでした〜」，で又カットする人に「今日はお休みですか？」「デート？」とか　鬱陶しい事聞かれ、で又　流す人に「今日はお休みですか〜？」

そんなの苦痛でしかないよ！いい加減にしろよ！と・・・うちは、そんな店にしたくないだけです。お客様にはガジャンゴで無理をして欲しくないだけです。ゆっくりと、お客様と知り合っていければないいな〜と思っております。仮に、一言も喋らなくても通じ合える仲もありますから。アンテナかな〜？美容室嫌いの方がガジャンゴを嗅ぎ分けてくるのは。実は俺もいわゆる美容室って苦手なんだよね〜！そんな方はガジャンゴがお待ちしてます！

エキストラとは言わせない

「フレンチカンカン」良かったな〜。ギャバンは勿論、ラストのフランソワーズアルヌール　生きいきしてて、まわりのおっちゃんやらダンサーもスゴいテンション。泣けるくらいに楽しそう！皆がそれぞれの人生を生きてるから。本物の時間が刻まれてた。あとフィリップクレイの芸風，刺激的だったよ。まるで皆が主役・・・人生もね。

匂い

サンちゃん，イッチー　今日，遊びにきてくれてありがとう１そして火曜日は、ごめんね〜。楽しすぎて意識なくなっちゃったね〜。また是非！

そうそう、２年程前に起きた現象。「ん？臭い奴がいる！」とあたりを見渡しても俺しかいない。ん？川上か？と疑うまでもなく、「まさか！この俺が？イヤイヤ洗濯機がバッドチューニングだったんだ。きっと」と気をとりなおしても臭かった　あの夏の日々。「臭いものには蓋をしよう！」と、がらにもなくコロンを探したのでした。追い求めたのは、昔ロンドンですれ違った大人の男の　苦い匂い。（臭覚の記憶って認識した時に、強い印象ありますね）。

そんな時、お客様で「これだ！」という匂いを漂わせてる方がいらして、聞いてみたら　ペンハリガンだった。でも俺の放浪者の匂いにふっても違うかもと思い、選んだのが　サンタマリアノウ”ェラ。気にいってますよ、時間が経ってから、ふっと香る瞬間が好きです。

つける時は、腹に一吹きで充分です。

この同じような自分の匂いの異変，お客様からも聞いた事あるので、皆様も　まだだったらお楽しみに〜。俺は「放浪者の匂い」だったけど、お客様のは「うんちの匂い」っておっしゃってました。