2011年11月14日月曜日

ホセルイスゲリン監督

「シルビアのいる街で」朝っぱらから鑑賞。ある青年の六年前にシルビアと出会った街での情景。これはナカナカ,ヘンテコな映画で良いですね。まず青年が気持ち悪い。
この謎の青びょうたんはシルビアに固執しているようだが顔もよく憶えてないらしい。でそうなると途端にこちらもシルビアについて想像を膨らませる, 画面いっぱいに次から次に出てくるいろんな人種の女性達,誰一人として名前は出てこない。
もう皆シルビアで良いんじゃない?とも シルビアじゃなくていいじゃん。とも思えてくる。
セリフは極端に少ない。音楽も。
誰にも,青年にも名前がない。何の説明もない。たまに挟み込まれる間抜けなショット。

後半で青年すら消えて,「世界の車窓から」を観てる錯覚に・・・それは嘘だけど。

でもこの映画にはタチを感じた。

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