2010年4月30日金曜日

バートンフィンク

ジョングッドマンのキャラクター,魅力的だった。人なっつこい保険のセールスマン。と思いきや。ああいう曇りのない役創りしてくれたら、観てるほうは嬉しいね〜。
え〜?騙された〜。って、嬉しくなるから。 だって俳優が もったいぶった演技したら、お客さん騙せないじゃん。だって俳優は、まず自分を騙さないといけないからね〜。役を正当化しないと成り立たないから。

久々にジャックタチの「ぼくの伯父さんの休暇」観ました。やっぱり楽しい。子供の頃の夏を思い出す。ユロが行くところ必ず、軽い迷惑が生じます。でも子供や犬には好かれます。タチは日常に起きるミラクル(笑いの)を連発。だからユロは居そうで居ないんです。ユロのキャラクターも真面目な紳士だから面白い、ユロは あくまでシチュエーションを生きてるだけで。結果 騒ぎを起こした事に気付いてパニックで挙動不審。 映画は牧歌的な印象ですが、タチの厳しさは分かります。なにしろ映画の現場で私語をしたスタッフをその場でクビにしたそうですから。皆に集中してて欲しいらしいです。
そりゃあ当たり前だと思う。俺もやるならそんな現場がいいな。 ないか?そんなの。

0 件のコメント:

コメントを投稿