2011年12月15日木曜日

セルフヘアカット終了。川上さんに切ってもらうでも,どっかの床屋さんで切ってもらうでもいいけど,昔から 夜も更けてから切りたくなるもんで。
いや〜・・・「また禿げた?」と動揺しつつも,それを素材に俺が俺を格好良くしようと ハサミを滑らせる。今の俺の気分は ちょい長めで,禿げを魅せたい。そんな気分。
登下校中の高校生の群れを わざと追い越してみる。俺は心の中で賭けをしてみる「奴らは俺の禿げた後頭部を見たらどうする?dead or alive? 」

群衆の中の一人のガキが沈黙を破る「俺も将来,禿げたい!」周りがざわざわし始め,そこかしこで「俺も!あんな風に禿げたい。一つの毛穴から三本も毛が生えてるのは納得がいかない!」
自分で狂ったように毛を抜くもの,毛を抜き合いっこするもの達,目黒通りは修羅場と化すのであった。
「皆の衆!ローマは一日にしてならず。 君たちも 日々を一生懸命に生きたあかつきには,この黄金の後頭部を手に入れることが出来る・・・かもしれない,が 遺伝子の関係は否めない。その時は 自分で抜きなさい。そんな君を誰も咎めることは出来ないだろう。私はね〜
何故に私が・・・」

続く。

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