2011年5月22日日曜日

アメデオ クレメンテ モディリアーニ


(1884ー1920)イタリア出身でパリで活動した画家。もともとは彫刻家だったが資金難と粉塵による健康悪化のために断念、1915より絵画を始める。持病の肺結核、薬物依存、多量のアルコール摂取。1917に出会ったジャンヌとの間に一女をもうけるも、1920年1月24日 死去。その二日後、妻ジャンヌは二人目の子供を身籠ったまま自宅から飛び降り 死去。
絵画の創作期間は、死が迫る4年程の間だったんですね。病と貧困の中、画商ズボロフスキーとジャンヌに支えられつつも、世間には認めてもらえない葛藤。ジャックベッケル監督の「モンパルナスの灯」で ジェラールフィリップとアヌークエーメが、モディとジャンヌを演じてます。モディの才能を認めつつも、死を待って作品を買い漁る こ狡い画商モレルはリノバンチュラです。切ないですね。
モディの目に対象は どう映ったのか?人の人生、作品に想いを馳せるのは豊かな時間です。

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